不動産投資と聞くと「ある程度のお金がないとできないもの」「失敗のリスクがあるのではないか」という理由から、20代の方のほとんどが「不動産投資」は自分とは無縁のものだと思いがちですよね。
しかし、不動産投資は実は20代からはじめた方がいいのを知っていますか。
不動産投資を20代からはじめる5つのメリットをご紹介します!
目次
メリット①20代は融資が受けやすい

不動産投資はお金がないとできないものだと思われがちですが、融資を組めば誰でも不動産投資を始めることができます。
ローンの審査に通るには、ある程度年収がないとお金を借りれないのではないかと思いがちですが、20代でもお金を借りることができます。
20代でお金を借りる時におすすめなのが「日本政策金融公庫」です。
日本政策金融公庫は国が100%出資する金融機関で、個人事業主や中小企業の経営者が資金調達をに利用するところです。
日本政策金融公庫を利用する1番のメリットは、信用がない未経験者や若い世代でもビジネスの計画さえしっかりと立てていれば、お金を借りられる点です。
日本政策金融公庫は国の機関なので、若い人の起業を応援して経済を活性化させたいという考えがあります。
35歳までの方は融資が受けやすいので、20代はまず日本政策金融公庫でお金を借りましょう。
特に女性の場合は、お金が借りやすいです。
ただし、あくまで国の機関なので不動産「投資」にはお金を貸してくれにくいです。
自分の私利私欲のために投資をしたいというよりも、「不動産賃貸業」を貫くことが大切です。
「若い世代に住居を供給したい」「貧困層の為に家を供給したい」「外国人の方が安心して暮らせる家にしたい」
など、あくまでも社会貢献を押し出していくと借りやすいです。
日本政策金融公庫の場合、融資の返済期間が8年や10年といった、普通の銀行よりも返済期間が短いので気をつけましょう。
投資した金額が早く回収できる、利回りの良い田舎戸建てが日本政策金融公庫の利用に向いています。
返済実績があると、「こいつは不動産投資できてるな」と、日本政策金融公庫以外にも、街の信用公庫がお金を貸してくれるようになります。
メリット②長期間かけると利益が莫大になる

「資産の雪だるま」という投資用語があります。
銀行の金利で説明すると、1年間預けると利息が付きます。
2年後には銀行に預けていた金額と利息も合わせて、貯金することができますね。
1年後と2年後でも、投資できる金額が違うので、1年後よりも2年後の方がより利益がよいのです。
これを「資産の雪だるま」と言います。
投資を早く始めれば始めるだけ、使える金額が大きくなるので、どんどん加速して投資することができます。
資産を拡大させるには早くに投資を始めることが、勝利の必勝法になります。
物件をみてみたり売却してみたりと、実際に経験してみないとわからないことはたくさんあります。
はじめての物件よりも、2戸目3戸目の物件の方が改善点が見つかりより良い成績を出すことができますよね。
不動産投資を早いうちから始めた方が、効率よく資産の雪だるまの速度を早めることができるのです。
メリット③会社以外の収入を得ることにより、いつでも仕事がやめられる

上司が間違っていたら、恐れずに意見を言えるようになります。
会社や上司に意見が言えないのは、万が一、会社に居づらくなってしまったらどうしよう。
会社を辞めさせられたらどうしよう。
と感じて、しまうからです。
不動産投資をしていれば、会社からの給料以外に収入があるので、極端な話をしてしまえばいつでも会社をやめることができます。
会社の給料以外の収入があるだけで、「最悪クビになったとしても大丈夫」と精神的な安定にも繋がりますよね。
上司から無理難題を言われても、へこへこ頭を下げずに堂々とした態度で立ち向かえます。
不動産投資の収入があるだけで、金銭的にも精神的にも安定できますよ。
メリット④生きているうちにくるであろう、インフレ対策になる

日本は、今後いつインフレが来るかわからないですよね。
オリンピックが終わった直後、これまで大なり小なり景気は下がってきました。
日本には多額の借金があります。
現在日本の借金は1,071兆円で、国民1人あたりに換算すると850万円もの借金があるのです。
国の借金を返す1番手っ取り早い方法は、日本円の価値を減らすことだと言われています。
日本円を大量に印刷することで景気はよくなります。
景気が良くなって国民の給料が上がったとしても、借金が100万円だったら変わらず100万円です。
借金の返済が簡単になりますが、日本円の価値は下がってしまうという仕組みですね。
もし日本円の価値が下がってしまったとき、あなたの持っているお金を全て日本円で持っておくのは危険です。
100万円の貯金をコツコツしてきたとしても、お金の価値が下がれば以前の100万円と同じ価値ではなくなってしまいます。
もし不動産投資をしていれば、資産を日本円として保管せずに済みます。
住む場所は必ず必要になるので、日本円の価値が下がったら、賃料を上げれば良いだけです。
もしインフレがきたとしても日本円以外の資産があると安心ですよね。
インフレがきたときに持っておくべきは資産です。
日本円以外の資産を持っておくことをおすすめします。
メリット⑤最悪20代で失敗してもやり直しがきく

20代で不動産投資をはじめるメリットの最後が、最悪失敗してもやり直しがきく点です。
「投資」と聞くと、「失敗したらどうしよう」「リスクが伴うのは怖い」と感じますよね。
不動産投資はきちんと勉強して知識をつけておくことで、失敗しにくい投資と言われています。
しかし、実際は勉強せずに失敗している人がたくさんいます。
不動産投資も失敗してしまう可能性が0ではありません。
もし失敗しても、20代のうちの方がやり直しがききます。
かといって、誰しもができれば失敗を避けたいですよね。
不動産投資を失敗しないコツは、きちんと勉強することです。
不動産投資が失敗しづらい理由は、過去に不動産投資をした人がたくさんおり、失敗した人も成功した人の情報もありふれているからです。
不動産について書かれた本やブログ、ネットの情報をみて独学で勉強するのはもちろん必要ですが、まずは不動産投資の成功体験や失敗体験をきいて知識をつけることからはじめましょう。
元広告代理店の営業、現在フリーライターとして活動
人材系、ファッション、美容、旅行など多ジャンルの執筆中