こんにちは!築古戸建て投資家のエリック@eric7blogです!
コロナが世界全体を襲い、間も無く日本には不況が近づいてきています。
自粛政策にロックダウンと、数ヶ月前では考えられなかった事態が起きています。
あなたがある程度の貯金があるのであれば、日本円だけにしておくのは危険です。
資産は日本円、ドルや金、不動産の3分割にすることでリスク分散することができます。
この記事では、不況に備えて資産分散するべき理由を解説します。
目次
不況時は預金封鎖のリスク
不況時には預金封鎖のリスクがあります。
日本で預金封鎖が起きたのは、戦後の1946年です。
遠い歴史のことではなく、おじいちゃんおばあちゃんが実際に経験していたことなんです。
預金封鎖の噂が流れると市民がパニックになる
銀行には実際に現金があるわけではありません。
銀行間の送金は数字でやり取りをされています。
例えば1,000万円の貯金を銀行からおろす時に、事前に銀行に連絡をしなくてはなりません。

銀行には実際に現金が置かれていないからなんです。
我々の預金を銀行は別の人に貸し出しているからですね。
最近の日本はコロナウイルスのパニックで、トイレットペーパーがスーパーや薬局から一斉になくなりました。
トイレットペーパーがないとわかるとパニックになり、みんな買いに行きます。

預金封鎖が危ぶまれると、市民がパニックになり多くの人が預金を引き出そうと集まります。
2013年にあったキプロスの預金封鎖の時には、1日に下ろせる金額の上限がありました。
自分のお金なのに、突然自分のお金じゃなくなる日がきてしまうかもしれません。
預金封鎖して財政再建する
日本の借金は1,000兆を超えています。
財政が不安な中、今回のコロナは日本経済に大きな打撃を与えるのは誰がみても明らか。
日本の国債の94%は日本人が購入しています。
日本人一人あたりに700万円の借金があるという話を聞いたことはありませんか?
実は700万円の借金ではなく、我々が1人700万円貸しているのです。

我々が銀行に預けているお金で日本の国債が買われています。

我々が貯金した、銀行の預金を勝手に使われているようなもの(言い過ぎ)
預金封鎖してしまえば、日本の借金がチャラになるというお話でございます。
ありえない!って思いますよね?
でもありえないことが起こりまくっているのが、コロナなうですよね。
可能性はなくはありません。
新札にしないと使えないルール
2024年の日本では新札が発行されることになっています。
キャッスレス化がかなり進んでいるタイミングでの新札発行。
新しくなる新札は1万円札、5千円札、千円札の3種類です。
日本ではタンス預金といって、タンスにお金を貯めこんでいる人が多く存在すると言われています。
戦後すぐの1946年に日本では預金封鎖がありました。
戦後の預金封鎖では、旧円から新円に変更し古い日本円を使えなくしてしまったのです。
強制的にタンス預金を銀行に預けさせるようにしました。
新円に切り替えるタイミングで、10万円を超える部分に25〜90%もの財産税をかけてしまったのです。
日本も金融崩壊がしたら、貯金が紙くずになってしまう日もあるかもしれません。
日本が金融崩壊したらペイオフは信用できない
ペイオフとは銀行が破綻した場合に、自分の預金を国が保証してくれる仕組みです。
1つの銀行で1,000万円まで保証してくれます。
貯金が3,000万円ある場合は、3つの銀行に1,000万円づつ預ければ3,000万円がペイオフの対象内になります。
銀行が潰れても日本国が返済してくれるので、日本が金融崩壊しない限り大丈夫というわけです。
銀行が潰れた時に果たして日本は、我々の預金を返済してくれるのでしょうか?
世界がコロナと戦っている今、誰もが想像できない世界が広がっています。
日本でロックダウンの可能性を誰が想像できたでしょうか?
日本経済が完全に止まっている時に、銀行が破綻し我々の預金まで保障してくれるのか疑問でなりません。
全ての資産を日本の銀行に貯金しておくのはリスクと言えるでしょう。
外貨または金でリスク分散
自分の資産を日本円にだけしておくのは、危険だということがお分かりいただけましたでしょうか?
日本に絶大なら信用を置かれている方であったら、問題ないかもしれません。
日本に生まれたというだけで、全財産を日本円にしておくのは危険だと思っています。
よく例に挙げられるのは、iPhoneです。

日本人がどうしても外国製の商品を欲しくなった時に、日本円の価値が下がってしまうと、もっとiPhoneの値段が高くなってしまうのです。
食べ物の輸入製品も手が出せる金額ではなくなってしまいます。
日本円だけを持ちすぎていると、日本の金融破綻があった時に詰んでしまうのです。
私が資産形成におすすめなのが、外貨か金です。
私自身アメリカのFirst Hawaiian Bankに銀行口座を所有しています。
国籍が日本で、アメリカに定住していなくても口座を開設することができます。
日本円と相対関係のある資産であれば、自分の資産が総合的に減ることはありません。
金か外貨を所有することにより、リスク分散になります。
資産を不動産にしておくと安心
私の資産は日本円とアメリカドル、不動産にしています。
不動産はリスク分散には最適な資産です。
特に私が所有している築古戸建ての価値は下がりにくいからです。
価値が下がったところで、入居者がいれば家賃収入を生んでくれます。

不況になったら、エンタメは削られるかもしれませんが、家は削ることができません。
家賃の相場が低いボロ戸建ては、これ以上質を落とすことができないませんよね。
入居者が家賃が払えなくなっても、家賃保証会社に追い出してもらうことができます。
自分が住む場所に困ったら、最悪自分で住むこともできるので安心です。
家賃収入があれば、資産がなくなっても安心して生活することができますね。
まとめ
日本円だけで資産を所有していると、危険なことがお分かりいただけましたでしょうか。
貯金がある人は、日本円だけにせず、ドルや金、不動産と3分割にしておくことがおすすめです。
資産があるからこそ、リスクをとらずに守りの戦略をとってみてはいかがでしょうか。