こんにちは!築古戸建て投資家のエリック@eric7blogです。
傾きがある物件って、買ってもいいのか?って悩みますよね。
傾きがあるから「買ってはいけない!」というわけではありません。
傾きがあっても賃料が安ければ借りたい人はいます。
賃貸で貸せる料金がいくらなのかを見極め、買っても良い金額を探ってみてはいかがでしょうか。
この記事では、不動産投資で床に傾きがある物件を購入してもいいのか?について解説します。
目次
傾きがある物件の問題点

傾きがある物件って、そんなにヤバイの?って思いますよね。
傾き物件は人によっては三半規管に影響がでます。
傾きを直す費用は高額で、直す費用だけで家が買えちゃう金額です。
三半規管に影響がでる
床に傾きがある物件に入ると、「あっ!この物件は傾きがあるな!」と気がつきます。
足を踏み入れた瞬間に違和感を感じるのです。
傾きがゆるい物件の場合は、
- 傾いているかもしれない?
- 傾いているな!
- うわ!気持ちわる!
と、傾きの酷さによっては気分が悪くなります。
傾きがある物件は、気持ちが悪くなり、頭痛が出てきてしまう弊害があるのです。

車酔いに強い人がいるように、三半規管が強い方もいます。
自分が気になるからといって、他の人にとっては傾きが気にならない程度なことがありますよ。
傾きを修繕する費用で家が買える
傾きを直すには、ジャッキアップという作業が必要になります。
家を持ち上げる必要があるので、業者にお願いをすると70〜200万円といった、家が買えるような金額が必要になります。

そうなんです。70万円を払って直す価値があるのか、ないのかですよね。
業者に傾きの修正をお願いすると、新しい家が一軒買えちゃいますよね。
私はあまり詳しくないですがジャッキアップを自力で直した方もいるようです。
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購入価格が安く購入できる
家に傾きがある物件は、それだけで安く購入ができます。
どんなに内装が良くても、傾きがあると安くなっちゃうんですよね。

個人的に物件が安く買えるのであれば、傾きを理由に買わないのは勿体ないと思います。
直す場合と直さない場合の戦略を考えてみましょう。
傾きがあっても安かったら住みたい!という人は存在する
傾きがあるだけで、その家には住みたくなくなる人は多いです。
例えばディズニーランドが近くにある千葉県の浦安市では、東日本大震災の液状化で多くの家に傾きがありました。
いくつかの物件内覧に行ったのですが、多くの戸建ては若干の傾きがあります。
ディズニーランドの近くに住みたい人にとっては、傾きよりも立地を優先する人がいます。
同じように、物件が安かったら傾きを気にしないという方もいます。
戸建て物件の一部屋だけ傾きがある場合は、その部屋を利用せずに物置にすることも可能です。
どんなに傾きがあっても、いくらであれば借りる人がいるかな?と考えてみることが大切ですね。
貸せる価格から買っても良い金額を試算する
戸建て物件が2万円であれば借りる人がいると思いませんか?
荷物置き場にしたり、駐車場として利用したり、趣味の部屋にしたり、使える部屋だけ使ったりする人がいます。

先日見に行った物件は、傾きがあまりにも酷すぎて外壁が剥がれてきていました。
室内も傾きで気分が悪くなるほどでした。

気分が悪くなるほどのお家であっても、私は10万円でしたら購入します。
一概に「傾きがあるから」という理由でやめるのではなく、この物件いくらなら借りてくれる人がいるだろうと考えて見ましょう。
2万円で貸すのであれば、いくらで購入したいかで検討してみるといいですね。
まとめ
物件に傾きがあるという理由で、購入を検討しないのは勿体無いです。
価値がある物件なら、傾きを直してみる。
傾きを直さないのであれば、いくらで貸せるか考えてみましょう。
みんなが諦めているからこそ、お宝物件があるかもしれませんね。