こんにちは!築古不動産投資家のエリック@eric7blogです!
汲み取りトイレの物件は安くないと買いたくない!って思いますよね?
しかし、トイレの情報を持っていない状況で物件の見学することもありますよね。
汲み取りトイレの外観からの見分け方は、外に煙突みたいなものがついているか。
和式の汲み取りトイレは、穴が深いこと。
洋式型の場合は、穴が見えずに板で仕切られてシャットダウンされています。
この記事では、汲み取りトイレの見分け方を紹介します。
目次
汲み取りトイレとは?汲み取りの頻度と料金はいくらぐらい?
汲み取り式トイレとは、汚物を便器の真下に貯めていくトイレです。
我々がよく利用しているトイレは下水道に繋がっていて、汚物がどこかに消えてくれますよね。
昔は汚物を流す仕組みがなかったので、業者が回収していました。
現在でも下水道や浄化槽が繋がっていない、汲み取り式トイレが存在するのです。
できれば汲み取りトイレの物件に住みたくないですよね?
「汲み取りトイレ」なだけで、賃料が下がってしまうほど不人気なトイレです。
汲み取り式トイレは、ボットン便所とも言われています。
学生時代の合宿や、墓参り、キャンプの時に利用された方もいらっしゃるのではないでしょうか。
実は汲み取り式トイレの中にも汚物が見えない、簡易水洗式トイレもあります。
簡易水洗式トイレの場合は、汚物が直接見えない分、匂いや虫が下から入ってきません。
水で汚物を流す分、簡易水洗トイレの方が量が増えてしまう為、料金が上がってしまうデメリットもあります。
汲み取りトイレの汲み取り頻度は、月に1〜2回です。
回収する市と汚物の量によって価格が変わり、一般家庭で1ヶ月に4,000円ほどになります。
汲み取りトイレは外に煙突が立っている
汲み取りトイレか汲み取りトイレじゃないかは、実は家の外観だけでもわかるんです。
外のトイレ付近に煙突が立っているのが汲み取りトイレ。
外に煙突のようなものが立っているだけで、汲み取りか判別できるのはありがたいですよね。
和式の場合は穴が見える

和式の汲み取りトイレの場合、深みのある穴が見えます。
汲み取りトイレは、汚物をタンクのように貯めています。
洋式の汲み取りトイレが存在する

洋式トイレの汲み取りは、便器だけが洋式の場合と、水が流れる簡易水洗トイレがあります。
簡易水洗式トイレの場合は、汚物が直接見えない分、匂いや虫が下から入ってきません。
簡易水洗トイレは、穴の部分がシャットダウンされています。
水を流す時に水の重さで蓋が空いて、下に蓄積されていきます。
汲み取りトイレを洋式トイレに変更するには5〜6万円
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汚物が直接見えるボットン便所は、なんとかしたいと思う大家さんも多いでしょう。
同じ汲み取り式でも、汚物がみえるのと見えないのでは全然違いますよね。
和式汲み取りから簡易水洗トイレに変更する費用は業者にお願いをして、25〜30万円程度かかります。
洋式の汲み取りから簡易水洗トイレであれば自分でDIYすることも可能です。
コンパネを貼ってクッションフローリングで覆い、便器代が5〜6万円ほど。
和式汲み取りを簡易水洗トイレにしたところで、汲み取りは汲み取りです。
簡易水洗トイレにしたところで、入居者がつきづらい状況なのは間違いありません。
まとめ
賃貸需要が少ない汲み取りトイレの見分け方、いかがでしたでしょうか。
マイソクにトイレの詳細が書かれていない場合の、見分け方を紹介しました。
これでマイソクに書かれていなくても、マイソクがなくても大丈夫ですね。
汲み取り式トイレを理由にお値引きの交渉をしてみてはいかがでしょうか。