こんにちは!築古戸建て投資家のエリック@eric7blogです!
不動産の金額は、お店で物を買うように決められた金額だと思っていませんか?
物件の金額は売主が希望している金額で、こちらから買主希望価格を提示することが可能です。
双方が合意すれば、提示されていた金額よりもはるかに低い金額で物件を購入することができます。
この記事では、売主が提示している金額の値下げについて紹介します。
物件の金額は売主希望価格
不動産は大抵の金額に既に値段がついていますよね。
値段がつけられていることにより誤解されがちですが、家がその金額でないと買えないわけではありません。
人気の物件であれば売主が付けた金額のまま物件が売買されます。
しかし、物件の中には販売を開始してから、半年、1年と売れ残っている物件があるのです。
売れ残っている物件の所有者は、物件に対して愛情が薄れてきてますよね?
物件が売れることを諦めてしまっているかもしれません。
所有者である売主の物件を所有したい欲求が低いほど、金額値下げしても良いから売りたい気持ちが芽生えてきます。
金額を下げても良いから、早く現金に換えてしまいたいという売主もいます。
物件の金額は売主の感情や金銭事情により値引きが可能になります。
値引き交渉は不動業者から説き伏せる
我々買主と売主の間には、通常の取引の場合は不動産業者が入ってくれます。
物件を値引きして欲しいな!と思った場合は、不動産業者に売主の状況を確認してみましょう。
売主の売却理由が、相続や競売にかけられる前であれば、一刻も早く物件を売りたいと予想できますよね。
早く物件を売りたい場合は、大幅な値引きが期待できます。
値引き交渉をする時には、直接売主に連絡がとれるわけではありません。
不動産業者に「この金額で買付証明書を書きたいのですが持って行ってくれますか?」と様子を伺う必要があります。
あまりにも売主希望価格から、かけ離れていると不動産業者が売主に持って行きたがりません。
売主さんと直接繋がっている専任業者であれば、低い金額の指値でも持って行ってくれる可能性があります。
専任業者とは売主と不動産業者の契約で、一つの不動産業者にしか依頼できない契約をしている業者のことを言います。
専任業者の場合は「自分たちがちゃんと仕事をしてます」とアピールするために、低い金額の指値でも持って行ってくれる可能性があるからです。
結局は不動産業者のさじ加減により、売主さんに買主希望価格を持って行ってくれるか持って行ってくれないか掛かっています。
不動産業者が売主に交渉してくれる
不動産業者は売主さんと買主である我々のどちらの味方だと思いますか?
不動産業者は自分が儲かる方の味方です(笑)
売主さんが地主や地域で物件をたくさん持っている投資家の場合は、売主さんの味方の可能性が高いです。
一方で、あなたが良いお客さんと思われたら買主側の味方に容易についてくれます。
不動産業者が味方になってくれると、直接不動産業者が売主さんを口説きに入ります。
知識のない人が不動産のプロに「売った方が良いですよ」「もうこんな良い条件でてきませんよ」「今回売らないと買ってくれる人でてきませんよ」と言われると落ちますよね。
中間地点にいるプロが自分の味方になってくれると、買主に有利な交渉が通ることがあるのです。
不動産業者が自分のために交渉してくれるように、不動産業者には好かれるように努力しましょう。
まとめ
不動産の金額は値下げしてもらうことができます。
物件を値下げしてもらうには、不動産業者の力が不可欠です。
買主の希望価格をどこまで売主に押してくれるかがかかってますね!
不動産に定価はありません。
遠慮せずに、どんどん値下げ交渉を不動産業者にお願いしていきましょう。